【猫に薬を飲ませる方法】あらゆる方法を試した結果、カプセルが超絶おすすめ!

本当にお得?
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こんにちは、お得にゃんです。

お得「にゃん」と言う名前の通りなんですが、私猫が好きなんですw

というか我が家にも猫がいるんですが、20歳のおじいちゃんニャンコなんです。

長い事糖尿病を抱えながら頑張ってますが、20歳を迎えた頃にガクッと元気がなくなり、粗相が増えたり食欲にムラがあったりといよいよ年寄り感が出てきましたw

猫は8歳頃からシニア期に突入すると言われていますが、そーするとウチのニャンコは何期なんでしょうかw

もしかして妖怪

さておき。

何がお得かって話ですが、

「投薬」

についてです。

薬を1日2回飲ませる生活が続いていますが、嫌がる吐き出す暴れるw

階段も大して登る元気もないくせに、どこにそんな力があるの?って感じで嫌がります。

まー変なものが口に入ったら吐き出すという野生では当たり前の本能が残っているんだな〜と前向きに捉えて頑張っています。

色々試してお金を使い、行き着いたのは

食品カプセル

(と言う名の薬を入れるカプセル)

それではどうぞ!

猫 薬 飲ませ方 で検索しまくりの日々

まず我が家のニャンコを簡単に紹介。

・20才オス3.2kg(去勢済み)

・糖尿病(キャリア歴10年ちょい)

・甲状腺亢進症

・中度慢性腎不全

・肥満細胞種(今の所皮膚型)

治療中のもの(QOL維持の為)

・インスリン注射(1日2回)

・点滴(毎日170ml前後、1/3パック程度)

・ビクタスSMTクリーム(塗布)

・投薬

チロブロック

チアマゾール

ヒトロキシジン

以前はラプロスも服用していましたが、猫くらいの小さな体では、薬の種類は3つ程度が限界(体への負担が)と聞いたことがあったので、獣医師に相談して今の所進行度が一番ゆっくりな腎臓の薬をやめました。

なので毎日点滴しています(汗

老ニャンなので、肥満細胞種へのアプローチも外科的な事は望みません。

若い子は手術で取り除いた方が予後も良さそうです。

糖尿病は長い事患っているので、基本的にインスリン注射には比較的慣れていますが、投薬はあまり慣れていません。

20年の間に薬を飲ませていた時もありましたが、病状が回復したらおしまいという感じだったので、終わりが不明な投薬を開始したのはここ1年位なんですが…

まー嫌がるんです。

どの子も薬は好きじゃないと思うので、仕方ないと思って無理やり飲ませていますが

って顔するんですw

そこで小林カプセル(株)の液体にも対応している食品用空カプセルNo.4!

サイズが豊富でいいんですが、ニャンコが飲めるのはせいぜい#3くらいのサイズまでかと思います。

最初はなるべく小さくしたいので#5を探していましたが、近くのドラッグストアでは売っていなかったのでひとまずお店で一番小さい#4を購入。

100個入りで500円前後で手に入ると思います。

ピルクラッシャーやスプーンなんかで薬は簡単にすり潰せるので、更にカプセルを小さくしたい方は粉々にして多分1番小さいサイズでもいけそうです。

私はズボラなのと、毎日の事なのでそこまで手をかけると介護する側が息切れしてしまうのでそのまま詰める事にしましたw

ドラッグストアで手にして実際に見てみても、大きさの感じや質感、本当にニャンコが飲んでくれるかなーと不安でした。

でも購入して大正解!

投薬する事に関して気をつけるのは

猫(動物)への負担軽減

味(苦味)をなるべく感じさせない

頼まれてない

以上のことからカプセルに落ち着きました

薬を実際に詰めました

カプセルを試すまでにはきっと皆さんがやった事をやっています。

・薬をそのまま飲ませる

・ちゅーるに混ぜる

・オヤツに詰める

・シリンジ(注射器みたいなもの)で飲ませる

その結果がこちら

まー買い漁ったオヤツ達w

そもそも糖尿病なのでご飯は基本的に糖尿病用のドライフードのみ。

(ロイヤルカナンの糖コントロール)

しかもきっちりグラム管理をしてそれに合わせた量のインスリンを投与しているのでオヤツなんてここ10年あげた事ありませんでした。

ばーちゃんのほうれん草のお浸しにかけた鰹節を盗み食いされたのが最後なような…

ニャンコに長生きして欲しいという人間のエゴで可哀想な生活を強いてました。

ごめんよ…

ですが、いざ薬をあげると何が辛いって

嫌がる猫に無理やりあげる事への

精神的苦痛

でした。

まーニャンコの方が苦痛なんですけどねぇ。

なので獣医師に相談したらオススメのトリーツがありますと言われて買ったのがコチラ

少量なら糖尿病にも影響ないんじゃなかとの事で、小さなスプーンに薬を乗せてその上からビオナチュレをかけて薬の匂いを消してあげたら、まーーーーー大喜び!!

朝3時から起こされ、薬くれー!いや、オヤツくれー!!と鳴きまくる日々w

涙が出そうでした。

これだけ欲しがる物を長い間我慢させていたのだと。

たまたまご飯の好みにうるさくないニャンコで糖コントロールを長い事食べてくれていたので、何か欲しがった時は、ご飯を少し多めにあげたり、糖コントロールのウェット(レトルトパウチ)をあげたりして誤魔化していました。

10年ぶりのオヤツですが、おじいニャンコには刺激的だったようで、それはまー欲しがりました。

では、なぜオヤツを買い漁ることになったかと言えば…

すぐに毒団子だと気が付いたんです!!!!!w

頭良すぎー!

最初は薬を粉々にして混ぜてあげたら食べました。

その後、ビオナチュレを食べなくなりました。

ちゅーるで塩分糖質が少ない物を探してあげたら大喜びでしたが食べなくなりました。

普通のちゅーるも同じ経緯で食べなくなり、ちゅーるビッツに薬を詰めてあげらた食べた事もありましたが、おじいニャンコにはデカくて硬くてすぐに食べなくなりました。

そしてとろリッチ等も試しましたがあえなく撃沈。

ちゅーるを食べないなんておたくの猫どっかおかしいんじゃない??

くらいの勢いですよね??

分かります?w

まー病気なんでおかしいのかもしれませんが、みんな大好きちゅーるを食べないなんて薬が苦すぎる(猫には)のかもしれないと思い、カプセルに辿り着きました。

最近の動物用の薬は開発が進んで、人間用とは別の物が増えてきました。

それを体重や年齢に応じて処方してくれるし、糖衣錠も増えてるので味は悪くないのかと思っていましたが、ニャンコ達に聞いても教えてくれませんw

なので、動物が人間の言葉を話すようになるか、人間が動物の言葉を使えるようになるまでは理解し合うのは難しいですよね。

私は、動物が人間の言葉を話すようになる方が早いと思ってる派です。(どーでもよ

さておき。

空のカプセルに我が家のニャンコが処方された薬を詰めます。

1粒の錠剤が2個と1/2粒の錠剤が2個の計4粒。

私は小さい方から順番に詰めて、1粒入らないので蓋の方に1粒入れて、蓋を被せて完成させています。

そして錠剤が少し潰れるほどギューっと蓋を閉めて完成。

おおよそ1.5センチありますが、飲み込んでくれます。

次に飲ませ方ですが、その前に大切な工程が!!

薬を飲ませる直前にカプセルを濡らします!

カプセルはゼラチンで作られているので、そのまま飲ませると喉に張り付いていまします。

海苔が上顎にくっ付いて困った事ありません??

あの感覚を毎回味合わせるのは可哀想なので濡らして下さい!

我が家が通っている動物病院でもカプセルを使っている獣医師がいたので、飲ませ方を見せていただきました。

もしかしたら、ゼラチンが体に合わなかったりかかりつけの動物病院がカプセルを推奨していない事も考えられますので、獣医師に相談の上使用して下さい。

飼い主の責任になるので慎重に!!

私は知らずに乾いたまま投薬していたのでよく上顎に張り付いて可哀想でした。

1度お手本を見せてもらってから投薬した方がいいかもしれません。

そもそも水溶性のカプセルを濡らしても溶けないのか!っという驚きもありました。

なので、実際に水に浸けてどれくらいで溶けるか実験しました。

給湯温度43度のお湯に、見え易いようにブラックコーヒーを詰めてみました。

初めて液体を詰めてみたんですが、もたもたしていてコーヒーを詰めている間にカプセルが柔らかくなってしまったので、お湯に入れたらすぐに液体が出始めました。

固形の薬ならすぐには溶けませんし、飲ませる前に浸けるお水ももう少し低い温度を使えば溶けるまでの時間は長くなります。

若い子や真冬以外は水でOKです。

我が家はおじいニャンコを甘やかしてるのでぬるま湯ですw

液体は殆ど出てしまいカプセルも半分ほど決壊しました。

2分程経過するとカプセルも殆ど溶けてしまいました。

人間や動物の体の中ならもっと早くにカプセルは溶けそうですね。

それでは投薬してみます!

猫 薬 飲ませ方 一人で で検索

薬を飲ませる時に、ぼんやりしてくれる猫やさほど嫌がらない子もいます。

日本のスーパースターにゃんこの「もちまる君」のYouTubeで、下僕さんが薬を飲ませていましたがなんともお利口に飲んでいましたw

座って口に放り込んでも座ったまま飲んでくれてました。

でも我が家のおじいニャンは普段、つんって押すと倒れる程非力なのに薬を飲ませる時には謎の力を発揮します。

座ってても超絶後退り、香箱座りしてたら寝転んで抵抗、立ってる時なんて犬歯を触ろうとすると「アホちゃう?」って顔して逃げます。

階段も大して登れないほど筋肉は衰えてるのに。

なので最近は少々寝ぼけている時や、覚醒したての時を狙っていますが、毎回投薬時間にそう都合よく寝ぼけてくれません。

そこでとりあえず一人で薬を飲ませる時は抱っこしています!

まずは、水と薬を用意します。

そして利き手と逆の手で抱っこします。

私は立って抱っこしています。ニャンコの足が地面から遠い方が逃げ難い気がします。

拘束しているのでなるべく素早く行います。(気持ちが重要

次に、利き手で薬を持って濡らします。

そして犬歯の横に指と薬を差し込むと、口が開きます。猫なのに犬歯w

因みに我が家のおじいニャンは左下の犬歯が抜けて犬歯は3本しかありません。

犬歯がぐらぐらになり、自然と抜け落ちましたが歯槽膿漏のような臭いがしましたが、通院しつつ様子を見てましたが、その後歯茎が徐々に埋まっていき臭いも消えていきました。

そして他の歯でドライフードをしっかり食べています!

そもそも基本的に丸呑みですけどw

そして口に放り込むと

吐き出したり

吐き出したり(汗

半日気がつかずに頭や顎とかに薬が付いていた時もありました(汗汗

そして再トライ後、ちゃんと喉の奥の方に入ったのを確認して

口を手で閉じます。

あむあむさせると吐き出せちゃうので口を閉じちゃいます。

問題なく飲み込めれば拷問タイムは終了です。

そしてこうなります。

我が家のおじいニャンは大きなため息をついて壁に向いてふて寝しますw

人間にして98歳くらいなのでどんな態度を取っても許せます。

そしてニャンコの良いところは直ぐに忘れてくれる所。

(そう信じないとやってられない)

まとめ

一人で薬を飲ませるって結構大変なんですよね。

十ニャン十色ですのでその子たちに合った飲ませ方があると思います。

私もカプセルに辿り着くまでに沢山のお金と時間を費やしました。

とにかく薬は動物にとっては望んでない物質だと思うので、ただでさえ本能的に吐き出そうとします。

なので少しでも負担を減らす為に飼い主ができる事を探している人と情報の共有ができたらと思い記事にしました。

色々なオヤツを買い漁るよりお得ですし!

オヤツは美味しく食べれてなんぼですから。

そして、複数種類の薬を飲ませている飼い主さんにとって、1度で投薬作業が終わらせられるという大きなメリットもあります。

長い介護生活を期待している私にとって、物凄いストレスが減りました。

介護をさせてもらえる年まで生きていてくれる事にも感謝している毎日です。

実家で長い事面倒を見てくれていた両親にも感謝しかありません。

だから、ニャンコが頑張っている間はどうか健康でいておくれ両親よw

そのうちちゅーるを食べたいと、薬なだけに苦い思い出を忘れてくれる日を待っています!

(座布団1枚)

それではまた!!

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